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コラム

中絶手術に関して、頻回にお受けするご質問を改めてまとめてみました。

中絶手術

2016.12.12


Q.月経が遅れて市販の妊娠反応試薬が陽性と出ました。いつクリニックを受信したらいいでしょうか?
A.陽性が出しだい、早めにいらしてください。早すぎて超音波検査で見えない時期というのがありますが、それでもかまいませんので。

Q.初診外来の予約は必要ですか?
A.外来予約は特に必要ありませんので、診療時間内に来ていただいたら結構です。

Q.遠隔地のため、事前に手術同意書をファイルで送ってもらえないでしょうか?
A.メールにて、添付ファイルでお送りしますので、遠隔地の方や、事前に手術の内容等詳しくお知りになりたい方は、言っていただければお送りいたします。

Q.手術は前処置も含めて、全行程でどのくらい時間を要しますか?
A.7週を越えて前処置を必要とする場合は、前処置した後2時間くらいはそのまま休んでいただく必要があります。手術自体は吸引法で、5分から10分くらいで終わります。この際、麻酔をしますので、この麻酔が完全に醒めてふらふらしない状態になるまで、さらに2~3時間かかりますので、前処置を含めて、多めに考えて計5時間くらいです。7週を超えていなければ前処置が不要ですので、3時間くらいです。

Q.帝王切開後でも、手術は可能でしょうか?
A.診察してみないと何とも言えませんが、今まで帝王切開の既往があるため、手術できなかったということはありませんでした。帝王切開によって子宮口が極端に変形してしまったとか、新生血管ができてリスクが高くなったとか、理論的には手術不能という可能性はあるのかもしれませんが、事前に超音波検査でその部分は十分に確認しているので、本当に不可能なのであれば、大きな病院をご紹介させていただくことになると思います。

Q.円錐切除の手術既往があっても、手術は可能でしょうか?
A.これも診察してみないと何とも言えませんが、今まで円錐切除術の既往があるため、手術できなかったということは経験ありません。極端に子宮口が狭くなったり硬くなったりの可能性はあるにはあるのですが、診察してみての判断になると思います。

Q.子宮口の拡張の前処置は必ず必要でしょうか?
A.基本的に7週を超えている方、帝王切開既往のある方は、前処置を行っています。多くの方が前処置に対する恐怖心をお持ちで来られるのですが、いまは、前処置の痛みが極力少ない、優れた子宮拡張の医療器具が準備されていますので、恐怖心を持たずにいらしてください。

Q.手術前日の来院は必要でしょうか?
A.何か特別な事情でもない限り、手術の前日の来院が必要ということはありません。普通にお仕事、学校など、通常のい日で大丈夫です。

Q.手術当日に初診できて、その日に手術というのは可能でしょうか?
A.基本的に手術前に一度来ていただいて、事前に、妊娠週数や子宮の形状、感染症の有無、合併症、アレルギーがないかなど検査し、手術の説明とともに手術同意書をお渡ししなければなりませんので、基本、初診のまますぐ手術というのはお断りしています。

Q.手術当日は仕事に行けますか?
A.手術当日は仕事はいけません。車の運転も絶対にしないでください。

Q.手術翌日は仕事に行けますか?
A.手術の翌日のお仕事は基本、通常のオフィスワークなど、きつい肉体労働でなければ可能です。アルコール摂取を余儀なくされるお仕事であれば、2~3日はお酒を控えておいた方が無難です。

Q.電話での仮予約は可能ですか?
A.特別な事情がなければ、通常、電話で先に予約をされて日にちを押さえることはできます。ただ、いざ診察した際に、あらかじめ予約された日が医学的に適切でない場合は、日にちを変えていただく必要があります。ご了承のうえ、予約は承ります。

Q.本当は手術希望で受診したのですが、どうしても手術希望と言えなかったのですが、あとから手術の予約というのは可能ですか?
A.実はこのような患者様は多くいらっしゃって、いざクリニックに行ったら、手術希望を言い出せないという方を何度も経験しています。心理的に言いづらいというのも十分理解できますので、あとから、やはり手術希望であると伝えていただいたらいいかと思います。

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